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解題

 
コレクション解説  コレクション
        Smith, Adam
  Théorie des sentimens moraux : ou, Essai analytique sur les principes des jugemens que portent naturellement les hommes, d'abord sur les actions des autres, et ensuite sur leurs propres,actions, Tome 1-2 / Adam Smith ; tr. de l'anglais sur la septième éd.

Paris  : Barrois l'Ainé
1830
xl, 398, 445 p.
21 cm
請求記号:150.23/S-1/9
<Smith, Adam コレクション>

『道徳感情論』

人間行為の善悪・正邪を判断する基準は理性ではなく道徳感情であるとし、小さな(あるいは大きな)不幸には小さな(あるいは大きな)悲しみが適正であるという説明において、ある行為に対して適正であると公平な観察者が同感すれば、その行為は是認されると見なされた。
ここに、利己心は第三者の公平な同感が得られる限りにおいて正当化され、経済人の行動は倫理的に根拠づけられた。

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