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解題

 
コレクション解説  コレクション
        Smith, Adam
  The theory of moral sentiments : or, An essay towards an analysis of the principles by which men naturally judge concerning the conduct and character, first of their neighbours, and afterwards of themselves / by Adam Smith
4th ed.
London  : Printed for W. Strahan, J. & F. Rivingston, W. Johnston, T. Longman, T. Cadell and W. Creech
1774
6, 476, 2 p.
21.5 cm
請求記号:150.23/S-1/11
<Smith, Adam コレクション>

『道徳感情論』

 人間行為の善悪・正邪を判断する基準は理性ではなく道徳感情であるとし、小さな(あるいは大きな)不幸には小さな(あるいは大きな)悲しみが適正であるという説明において、ある行為に対して適正であると公平な観察者が同感すれば、その行為は是認されると見なされた。
ここに、利己心は第三者の公平な同感が得られる限りにおいて正当化され、経済人の行動は倫理的に根拠づけられた。

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