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1772-1823 イギリス。 A.スミスの経済理論を継承・徹底し、スミスと並ぶ古典学派経済学の理論体系の代表者。労働価値論、地代論、国際貿易論などに独創性を示した。主著「経済学および課税の原理」。 |
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マルサスと並んでイギリス古典派経済学の代表者の一人であるリカードウは『経済学および課税の原理』によってその名を経済学史上不朽のものとしたが、ここにはリカードウの初期の地金論争に関するパンフレット、『経済学および課税の原理』の母体となった『穀物の低価格が資本の利潤に及ぼす影響についての試論』、および後期の『農業保護論』、『国立銀行設立試案』を収めている。代表作の『経済学および課税の原理』はすべての版とJ.-B. セーによる解説注を付した仏語訳は重要な価値をもつ著作といえよう。それ以外に、独語訳、デンマーク語訳、ゴナー版が加わっている。 | |||
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